ロシアのウクライナ侵略に抗議する決議を全会一致で採択しました

本日3月7日、大分県議会でも「ロシアによるウクライナ侵攻に抗議する決議」が採択されました。県民クラブ、自由民主党、公明党の3会派による共同提案で、全会一致で採択されました。

今回のロシアによるウクライナへの信仰は、ウクライナへの主権と領土の一体性を侵害し、国際社会の平和と秩序、安全を脅かすもので、国連憲章に違反する行為で、平和主義の下、断じて容認できないと厳しく非難しています。

また、この軍事侵攻が経済へ与える深刻な影響も懸念し、ロシア軍の即時撤収、国際法の遵守を強く求めています。

また日本政府に対し、ウクライナへの支援とウクライナ在留邦人の安全確保に全力を尽くすことと、国民生活への影響を最小限に抑えるよう要請する内容となっています。

「侵攻」より「侵略」という言葉の方が適当ではないかと思いますが、ロシア軍の早期撤退、戦争中止等を求める抗議決議を早期に採択できたことは成果です。平和主義を憲法に持つ日本が、その外交力をもって今回の戦争を早期に収めるよう求めていかなければなりません。

どのような理由があっても、戦争は絶対にしてはなりません。命は何ものにも代えがたい大切なもの。そして、戦争の犠牲は常に社会的弱者が受けるのです…。


 

県立農業大学校のプリンセス・リーフ

県立農業大学校のプリンセス・リーフ
すてきな染色の技術に驚き!!

2022年02月02日 大分県立農業大学校にて

 少し時間が経ってしまいましたが、2月のはじめに県立農業大学校で「プリンセス・リーフ」を見せていただきました。私はまったく知らなかったのですが、同じ会派の平岩議員と玉田議員に誘われて、同行させてもらいました。

プリンセス・リーフとは、植物を染料で染めてアレンジフラワーとして商品とするものだそうです。そのために、この数年農業大学校の研究室で取り組んでいるそうです。今は葉牡丹染色を中心に研究しているそうで、「葉牡丹染色で第一線を走りたい」と、担当の方は意気込みを語っておられました。研究の課題は、「むらなく染める」「葉っぱには色をいれない。葉を枯らさない」。これができれば、ほかの花にも応用して使えるということです。

現在、県下で葉牡丹生産をしている農家は32戸、うちプリンセス・リーフ研究会(染色を実施)加入が11戸だそうです。染色した葉牡丹は通常の価格より3倍ほどの値で売れるようで、「実際にはない色を作ること。葉牡丹と気づかれない色ができれば、アレンジにも使いやすい」のだそうで、大体年末までが葉牡丹の旬で、1月を過ぎると見向きもされなかったのを、2月にも売れるように今取り組んでいるそうです。

現在課題となっているのが、やはり11戸の生産者の「色のばらつき」だそうで、これを大学校の方で指導やアドバイスしながら統一できるようにしているということでした。一方で「次は菊に取り組みたい」と、次の研究の目標を定めて取り組みを進めようとしていました。これからも独創的な研究を進めて、大分県独自の農業生産物の開発に力を注いでほしいですし、そのために私たちにできることがあれば、ぜひ力になりたいと思いました。

臼杵市の成人式開催

臼杵市の成人式開催

昨年はコロナでリモート開催。
今年は、みんなが集まれてよかったです。

暖かい陽射しに恵まれ、2022年1月9日(日)に臼杵市民会館で、臼杵市成人式が開催されました。約300人の新成人の若者たちが、ひさびさに集いました。

午前10時30分、田村臼杵市副市長の開会の言葉でスタート。中野五郎臼杵市長が式辞を述べた後、森優子県中部振興局長、匹田郁市議会議長、志村学県議に続き、私もお祝いの言葉を述べさせてもらいました。

でも、圧巻だったのは「二十歳の誓い」を宣言した新成人代表の三浦元暉さん。この2年程のコロナ禍の中、これまでの新成人が体験したことのない苦労があっただろうという中、新成人としての自覚と責任感を感じるしっかりとしたお話をされました。「おとなとしての自覚と責任をもって、明るく希望に満ちた臼杵市作りの一員となることをめざしたい」という言葉を頼もしく感じました。

 この年の子どもたちは、中学生のころからいろいろなことがあった学年と言われていましたが、そんなことは微塵もなく、むしろ私たち今の大人の方が教えられた気がしました。新成人に負けないように私もがんばります。

2022年 あけまして おめでとうございます

 

 

 

新年あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いいたします。

「コロナコロナ」の2021年から、新しい年へ!今年は、これまでの「普通の生活」「当たり前の日常」が戻る1年にしたいですね。多くの人々を苦しめた新型コロナウイルス。ワクチン接種も広く行き渡ったとはいえ、まだ完全な「終息」にはなっておりません。

残念ながら、新たな変異ウイルス「オミクロン株」が、猛威を振るいそうです。手洗い、換気、マスク着用、「三密」を避ける行動など、これまでと変わらぬ予防策をもうしばらくがんばっていきましょう。1日も早い「当たり前の日常」が戻ってくるように、私もこの1年健康に気をつけてがんばります。

2022年は、4月には臼杵市の市議会議員選挙、そして7月には参議院議員選挙があります。私たちの命と生活を守るために働いてくれる人に、議員さんとしてがんばってもらいましょう。そのためにも、今から政治に関心を持ち、どの候補者がどんな政治をめざそうとしているか、しっかり見極める目を養いましょう。そして、必ず投票に行き、大切なご自身の権利を行使しましょうね。

夏休み子ども議会見学

県内の小学生21人が参加
子どもたちの素朴な質問にたじたじ・・・💦

大分県議会で8月4日、県内の小学生を対象に「夏休み子ども議会見学」が開催されました。議会を身近に感じてもらい、開かれた議会をめざそうと広報公聴活動の一環として、初めて企画されました。参加者は大分市から日田市、別府市、日出町などの小学校に通う4年生から6年生までの子どもたち21人とその保護者。私も微力ながら協力させていただきました。

10時30分から、本会議場のいつもは私たち議員が座る席に子どもたちが座り、いつもは県の執行部が座る席に私たち議員が座り開会。県議会広報委員長の三浦正臣副議長が、議会の役割や議員の仕事などを15分ほど説明。その後、4つの班に分かれ、委員会室や議員控室、傍聴席などを見学して回りました。

私は、木田議員とともに「県民クラブ」の議員控室で待機。2つの班が来たので、名刺交換をしながら自己紹介した後、会派の説明や議員たちの日頃の仕事などについて説明しました。久しぶりに「先生」に戻ったような感じがして、懐かしくなりました。一所懸命にお話を聞いてくれて、子どもたちに感謝です。ありがとう!!

「触れ合いトーク」では、本会議場に戻り、子どもたちから質問を受け議員たちが答弁をするという、いつもとは逆のパターンに。事前に質問の項目を受け付けていた議員の中には、ていねいに答えようとして答弁が長くなる人も…。

プラごみなど環境保全の問題やSDGs、新型コロナウイルス感染対策など鋭い質問も。中でも「議員の座席の下には、防災用のヘルメットがあるが、私たち(の学校)には、なぜないのか?」という素朴な質問には、全員が絶句!!!公明党の吉村議員が「ぜひみなさんの所にも、届くようにがんばります!」と答弁していました。いや、まさにその通り…。

学校の教員時代もそうでしたが、子どもたちの言葉に「っ」と気づかされることが何度もありました。今回も、子どもたちから学ばせてもらいました。短い時間でしたが、得るものが大きかった「夏休み子ども議会見学」でした。