夏休み子ども議会見学

県内の小学生21人が参加
子どもたちの素朴な質問にたじたじ・・・💦

大分県議会で8月4日、県内の小学生を対象に「夏休み子ども議会見学」が開催されました。議会を身近に感じてもらい、開かれた議会をめざそうと広報公聴活動の一環として、初めて企画されました。参加者は大分市から日田市、別府市、日出町などの小学校に通う4年生から6年生までの子どもたち21人とその保護者。私も微力ながら協力させていただきました。

10時30分から、本会議場のいつもは私たち議員が座る席に子どもたちが座り、いつもは県の執行部が座る席に私たち議員が座り開会。県議会広報委員長の三浦正臣副議長が、議会の役割や議員の仕事などを15分ほど説明。その後、4つの班に分かれ、委員会室や議員控室、傍聴席などを見学して回りました。

私は、木田議員とともに「県民クラブ」の議員控室で待機。2つの班が来たので、名刺交換をしながら自己紹介した後、会派の説明や議員たちの日頃の仕事などについて説明しました。久しぶりに「先生」に戻ったような感じがして、懐かしくなりました。一所懸命にお話を聞いてくれて、子どもたちに感謝です。ありがとう!!

「触れ合いトーク」では、本会議場に戻り、子どもたちから質問を受け議員たちが答弁をするという、いつもとは逆のパターンに。事前に質問の項目を受け付けていた議員の中には、ていねいに答えようとして答弁が長くなる人も…。

プラごみなど環境保全の問題やSDGs、新型コロナウイルス感染対策など鋭い質問も。中でも「議員の座席の下には、防災用のヘルメットがあるが、私たち(の学校)には、なぜないのか?」という素朴な質問には、全員が絶句!!!公明党の吉村議員が「ぜひみなさんの所にも、届くようにがんばります!」と答弁していました。いや、まさにその通り…。

学校の教員時代もそうでしたが、子どもたちの言葉に「っ」と気づかされることが何度もありました。今回も、子どもたちから学ばせてもらいました。短い時間でしたが、得るものが大きかった「夏休み子ども議会見学」でした。

 

「臼杵市人材育成市民連携会議」で県教委に要望活動

「臼杵市人材育成市民連携会議」で県教委に要望活動

高校教育の充実や教職員配置をはじめとした
教育環境整備をお願いしました

臼杵市の人材育成市民連携会議は、7月27日に代表者で大分県教育委員会に、臼杵高校や海洋科学高校の学級数確保をはじめとした教育環境整備と新型コロナ感染拡大防止策としてのバスの増便運行などについて要望活動を行いました。私も顧問という立場で参加させてもらいました。
まずは、新たに県の教育長に就任した岡本教育長よりご挨拶をいただきました。その後、参加者の自己紹介、続いて中野五郎臼杵市長から要望書の提出と内容の趣旨説明がありました。
少子化が進む中、どの地域でも学校の存続が課題となっています。臼杵高校は市内で唯一の進学校として、大分市東部の子どもたちも通学をしています。地元の子どもたちを地元の高校で育てるだけでなく、市外から通学する子も「臼杵の子」として、今後も見守り育てたいと思います。海洋科学高校は県内唯一の水産高校であり、水産業を担う人材育成の機関として大いに期待されています。
岡本教育長もそれらの事情は十分理解しており、「一層の支援をしていきたい」と述べていました。また、新型コロナウイルス感染症が拡大した場合、密を避けるためにバスの増便をお願いしましたが、財政措置を含め検討したいということでした。
今は、臼杵という地域だけではなく、大分県で子どもたちを育てていくことが大切です。ぜひ、強力な支援をお願いしますよ。

核廃絶・平和行政を市長に要請

核廃絶・平和行政を市長に要請
原水禁平和行進 in 臼杵 7月21日
少し前にさかのぼりますが、7月21日に原水禁の平和行進が臼杵市で行われました。コロナ禍前までは、市内を2時間近く街宣しながら行進していましたが、コロナの感染拡大に伴い行進は中止。しかしながら、市長や議会議長への要請行動は従来通り継続して行っています。
当日は、中野臼杵市長も匹田市議会議長も公務で不在。加島政策監、望月秘書・総合政策課参事、平山議会事務局長に対応していただきました。私たちは、臼杵地区平和運動センターの上山議長に小野事務局長、県平和運動センターの姫野事務局長が参加。他に臼杵市議の3人(長田・奥田・匹田の各氏)も同席しました。
上山議長や姫野事務局長から、それぞれ臼杵市に要請書を手渡し、核兵器のない社会の実現と平和を中心に据えた行政の執行を要請しました。臼杵市は2009年に非核・平和都市宣言をしましたが、そのことをもっと市民にアピールすべきです。そして、自信をもって平和行政の推進にあたっていただきたいと思います。

臼杵市に戦争遺跡や資料を後世に伝えるための施設を
要請行動のおり、臼杵市に残る戦争の資料や遺跡、戦争体験者の証言を集めた施設の設置を提案しました。戦争の記憶がだんだんと遠くなる中、戦争体験者も高齢化しそのお話を聞ける機会も少なくなってきています。今のうちに、それらの証言を集め保存することは、これから子どもたちが戦争を学習するときの大切な教材になっていくことはまちがいありません。他市ではそのような施設を市が設置し管理しているところもあります。福良ヶ丘校区にある「防空壕」も貴重な戦跡です。もっと、自由に多くの人が見学できるよう、行政が支援をするべきです。もし、臼杵市が本気で取り組むのであれば、県にも助成を強くお願いしようと思うし力になりたいです。
ぜひ、臼杵市には前向きな検討をお願いしたいですね。