マイナンバー制度について???がつくような回答
「第42回地方×国政策研究会」が、5月25日東京都議会の第2会議室で開催され、県民クラブ会派の議員のみなさんと勉強するため参加してきました。
どのようなものか、実は参加するまで知らなかったのですが、各省庁の職員とオンラインで質疑応答をしながら、さまざまな政策制度について疑問を出し合いながら学習するという形式のものでした。
午前中は、まず一部改正された地方自治法について、大まかな概要などを総務省の行政企画官が説明してくれました。その後、元国立市長で初の女性市長だった上原公子さんと元我孫子市長の福嶋浩彦さんが、自らの市長(行政)体験を交えて、地方の行政や地方議会のあり方についてお話をしてくださいました。
お二人とも、市民自治の大切さと行政と議会への市民参加の重要性を、力を込めて訴えていました。ところどころ、むずかしいところもありましたが、これから議員活動を続ける上で、心がけねばならないことを聞かせていただきました。
午後からは、紙の保険証の廃止とマイナンバー制度のこれからについて、デジタル庁・厚生労働省・総務省などの職員の説明と質疑応答がありました。
マイナンバー制度については、とくに住民票の誤発送などのトラブルが相次いでおり、その信頼性が疑われる事件が相次いでいることもあり、かなり厳しい質問もありました。
マイナンバー制度については賛否いろいろありますが、各職員の回答を聞いていて気になったことは、重要な部分については「今日は担当の者がいないので、わからない」や「その部分は現在検討中で、後日決定したら連絡する」という答えが目立ったということです。
紙保険証の廃止とマイナンバーへの一体化の時期がだんだんと近づく中、大事な部分については〝具体的な検討はこれから〟という状況に、どうなるのだろうかと不安がよぎりました。
オンラインによる会議は、電波の伝わる調子がよかったり悪かったりするせいか音声が途切れたり、こちら側の音声が相手側に届いているのかわからなかったり、聞いていて「?」というようなことがたびたびありました。また、回答する職員によっては、早口で何を言っているかわからないこともありました。「わからないように、わざと早く喋っているの?」と思ってしまいました。
帰りの飛行機の関係で少し早めに退席しましたが、いろんな発見のあった(?)勉強会でした。ただ、久しぶりの東京は遠かったあ〜〜〜。よく歩きました。ただ、飛行機は疲れましたあ〜。